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小林よしのり
2015.7.4 14:41日々の出来事

権力者にすり寄るのは恥ずかしくね?


安倍首相の両隣に、見城徹と秋元康が立って「組閣ごっこ」を

している写真を見た。

なんだかねえ?。

なんでかねえ?。

これって恥ずかしくない?

 

最近は言論人も文化人も、権力にすり寄ってる奴がやけに多い。

そんなに安倍首相と懇意になると、誇らしく感じるのかね?

 

言論人が権力者にすり寄るのはわかる。無力だからだ。

自分の言論の威力が無力だと感じる者は、権力者にすり寄る。

自分が権力者に影響を与えたという錯覚に浸りたいからだ。

 

文化人、創作者が権力にすり寄る気持ちはわからない。

自分の才能を信じていれば、権力者になんかすり寄る必要は

ないと思うが?

 

わしは政策を実行してくれる政治家には会うし、知恵を求め

られれば話し合う。

安倍晋三とも何度も会ったし、食事したこともある。

だが、政権を取って、誤った政策をしていたら、たちまち

批判に転じる。

「コネ」より「公」を重んじるのがわしの考えだ。

 

わしは個人主義者だから、「コネ」はどうでもいい。

創作者は自分が神だと思うくらいの自信がなければ、やって

いけないので、権力者にすり寄る必要はない!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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